島型インターンシップ2期参加者の感想文です。

隠岐インターンシップ
20代女性 Aさん



隠岐の島は日本の西、4つの島からなり、島のほとんどが、そのユニークな地史、
生態系、そしてその伝統がUNESCOグローバルジオパークとしてどんなに登録されている。さざえ、ウニとイカなどの水産物、有名な和牛(隠岐牛)なども知られています。インターンシップは4泊5日主要な島である西郷で行いました。インターンシップの内容は次の通りでした。
シャン山(家庭使用のために小規模での耕作)、商業用の牛
耕作、地元の人々、商業用さざえとウニ、釣り、地元のカフェ、隠岐でのいくつかの家見学ツアー。黒曜石の加工、隠岐の砂浜掃除なども行いました。

シャン山

隠岐で済んでいる人々は野菜栽培が主要な産業でありそれらの野菜を食べます。このため自分たちで食物を育てるので、スーパーマーケットではあまり野菜を見かけませんでした。最初の日に、私達は、かよのさんが所有されているシャン山を訪問しました。
私を最も驚かせたものは、彼女が既に90歳であるのに屋外での作業をするエネルギーを持っていたこと 。彼女は砂っぽい土が山芋を作るのに最適で、
シソ(日本のバジル)が雑草のごとく成長する 。私達は、
トマト、ピーナッツ、春タマネギ、トウモロコシ、山芋などの季節野菜を見ました。

販売用牛

隠岐の牛は肉牛を主として、主に雌牛を繁殖させて、通常、6ヶ月から8ヶ月までの期間で売却。1年の間に3度のみ販売されます。他には伝統的なイベント ウシツキ のための戦う雄牛になるように、いくつかの子牛が売られます。私達は2つの農場を訪問し、一件目は、上戸さん(別名やまちゃん)により所有されて、
2件目は田中さんにより所有されていました。商業用であるけれども、
わずかの人数でそれぞれに取り組んだので、農場の規模は小さかったです。
やまちゃんの農場では、私達は納屋床を掃除し、干し草の束を袋から取り、それがより小さく断片に粉々にされるように、それらを積み重ねていました。
農場にはすぐ販売できている子牛、あと約10頭の大きめの子牛、あと1頭の雌牛がいました。私達は、その後海岸線を訪れそこでは雌牛が自由に歩き回っていました。そこでやまちゃんが口笛で牛たちを呼び4日ごとに飼料を与える、彼が小さかった頃は、「MOOOOOOOOI」を大声で叫んでいたそうです。やまちゃん曰く彼の仕事は幸福で、健康な母牛を生み出すこと。そうすることによって
よい品質の子牛、美味しい肉が出来ると。私は、隠岐での滞在の間に隠岐牛を食べるチャンスを持てたことは幸せでした、これは、明らかに、これまで私が食べたことがある肉の最もよい肉の1つでした。田中さんの農場は、牛の数を二倍にする農場拡張計画があるという大規模な話をしてくれました。

さざえ漁

さざえは、長いネット(約100mの長さです)を海底に落とし、さざえを、網に巻き込ませます。そして、損傷したりしないようそれらを慎重に取り扱い、網に巻き付いた海草等を取り除きました。それは次の漁の用意ができるように、その時網を折りたたみました。この仕事は、海に出ない時間に始まりました。(漁船は法律により3人までの乗組員、漁業権なしにはさざえ、うにを捕ることは出来ません)。私達は6時にポートで門脇さんと会い、仕事を始めました。インターンシップでは10人くらいで仕事をして8時くらいに終わりました。でも通常この仕事は門脇さん1人かもう一人とやるそうです。この仕事は退屈で、
網が重くちからも必要でした。私は、
ひとりでするために、彼にはにきつい仕事だと感じました(80歳くらい)。

ウニ漁

前に触れたように、私達は、ウニをつかまえるためでなく梱包するためのウニを準備することの仕事を与えられました。鋭い音を開いていて慎重に立てるこの仕事は極めて難しく破損せずにウニの食用に適した部分の殻をすくい上げピンセットを使い取り出す。後に海水に漬け殻の部分および小さい断片が取り除き、最後に洗い完成。
ウニ漁はツドさん家族が行っていて、お父さんが漁に行き、おばあちゃんと娘さんがそれらを処理する。仕事は気楽でくつろぎでいるように感じるけれども ウニの新鮮さを保つために迅速に処理、加工を行いその形を崩さないようにするには、少しストレスを感じました。十分な練習は必要だが、そんなにきつい仕事ではなさそう。。。

隠岐インターンシップ
20代女性 Bさん



五日間の研修を通して、隠岐についてたくさんのことを学べた。
まず、一つとしては隠岐の自然の豊かさだ。特に海での研修が私の中で印象深い。今回は漁業研修としてサザエの網外しとウニの加工体験をさせていただいた。網にかかった大量のサザエはあっという間に箱を埋め尽くした。ウニの加工場ではたくさんのウニが用意されており、プロの地元の方々があっという間にウニの身を取り出していた。殻についたウニを最初はもったいないと思っていたが、大量のウニを捌いていくうちにたいしたことではなくなっていた。そのウニの殻はきちんと海に返し、それに群がる魚の姿が透明な海にはっきりと見ることができた。思い出すのはどの場面も自然の豊かな恵みとそれらと上手に生きていく島の人々の姿だ。海だけでなく畑や放牧でもそうだ。しゃん山見学の際、作物はその土地に合わせたものが多いように感じた。サツマイモは砂土のような土地でもよく育ち、砂である分根を伸ばして太らせやすい。また落花生はリン酸吸収能が高く、養水分が溶脱しやすい所でもしっかり育つ。地元の方々は土地にあった食べ物を作り、生活を上手に回しているのだと理解した。また、今回泊まらせて頂いた村上さんのお宅では堆肥を作っており、食べ残しや生ごみをきちんと土に返す志しが素晴らしいと感じた。畜産研修でも糞は堆肥として販売しているというお話を伺い、島だからこそできる循環型農業は一つの完成した形態だと思った。循環というのは農林業で最も重要なファクターでありながら、現社会では消費と生産の現場の乖離から課題となっている。輸送コストや臭い、養水分の多いものは腐ることから、食べ残しや動物の糞などを土に返すことが難しい。私は無駄が出ることを酷く厭うため、「もったいない」を大切にする隠岐の暮らしはとても魅力的だと思った。
また、隠岐の地形はとても目を引いた。ロウソク岩や壇鏡の滝、各海岸などで、地層が見えているところや、岩の形が特徴的なところが多くとてもワクワクした。黒曜石のようなガラス質が取れることから、火山岩がぱっと浮かんだ。ロウソク岩では柱状節理の解説などがあったため、火山岩がこの島のメインであることが伝わってきた。地学に興味があるため、中途半端にしか勉強してこなかったことをとても悔やみ、もっと家に帰って調べてみたいと感じた。せっかく島根大学にいるので今回の悔しさをばねにもっと勉強したいと思う。
隠岐の魅力はたくさんあるが、一番は人々の温かさだと思う。私は人見知りで、特に初対面の人とは緊張のため腰が引けた態度になってしまう。しかし今回の研修ではどこに行っても謙虚でありながら開けた方ばかりで、いつの間にか昔からの知人のようになっていた。どこに行っても親切な方ばかりで、研修中は難しいところはすぐ手伝って下さり、私たちの仕事がなくならないようにするのが大変なくらいだった。夕飯もお世話になっている村上さんが新鮮な魚を捕ってきて下さり、お母様が採れたての野菜を持ってきて下さり、もはや夕飯を作って下さり、何とか片付けなどの仕事を見つけるのが精一杯だった。下さりの嵐になってしまう。初めて泊まりに来た私たちに本当に親切で、あれこれ世話を焼いてくれる姿は本当に家族のようだ。感謝してもしきれない。また、研修先でも豊かな隠岐の恵みをご馳走になり、新鮮だからこその食べ方や調理法には目を丸くさせられた。隠岐に来てサザエの刺身の美味しさは初めて知ったが、漁業研修の際に海辺で刺身を用意するときは豪快にもハンマーでたたき割って端から殻や内臓やらを海に投げ入れてしまうのにはもっと驚いた。次の日に再びサザエ割りをすることがあったが、今度はみんなが海辺の石で割っており、なんてダイナミックと驚嘆した。隠岐の自然の豊かさを惜しげもなく分け与えて頂き、心の豊かさにも触れる機会となった。隠岐でお世話になった方々には感謝してもしきれないと思う。
私は生まれが大阪の市内で、木や草よりもビルが生えてくるような土地で育った。緑と言えば道端のコンクリートをかき分けて生える雑草や観賞用の花木程度だ。どことなく道行く人々はせかせかとして、隣や向いの家にどんな人が住んでいるかもよく知らなかった。電車やショッピングセンターなど人工物はいくらでもあれど、それが豊かだとは全く思えなかった。島根に来て、隠岐に来て、もっと私の求める暮らしの形があることを知った。特に隠岐では車で離れたところでも何所何処の誰々と言って通じることがすごいと思う。私の住んでいたところではありえない。人は星の数より多いようなところだ。むしろ星のほとんど見えないあの土地では星より人が多いことの方が当たり前なのかもしれない。人がいて、人の作ったものがあることが豊かだという社会だ。しかし、私は隠岐のように緑があって、田が広がって、そのすぐそばに海がきらめき、その恩恵に預かれる土地こそを本当の豊かさだと言えるような社会であってほしいと思うのだ。隠岐で見た星空は、本当に美しかった。天の川は流れだして、そのまま地上に注ぐようだった。私は自分の思う豊かさを感じて、隠岐で眺めた星が奇麗だと思う心を忘れないよう生きていくことができればと思う。

隠岐インターンシップ
20代男性 Cさん



初めての隠岐の島という土地で5日間、会ったこともない方と共同生活をしながら研修を行うということは、少し抵抗がありました。しかし、研修初日からすぐになじめて、本当に有意義な時間を過ごせました。初日の農業体験。がっつりと農作業をすることができないのは少し残念でしたが、藤田さんが自分でやりはじめた農業を多種多品目まで育てあげた現在の結果にはすごく感銘を受けました。中でも、中々見ることがないお茶の葉まで自分で育てているのは驚きました。初日から、島の自給自足の生活がはっきりと見れたのはよかったです。2日目の畜産業体験として、上堂さんの牛舎訪問も、今までは見たことがなかったので驚きました。小牛が必死に母親のミルクを飲んでいる光景が印象的です。残念なことに、この日は午前中の内に体調を崩してしまい、午後からの研修に参加することができませんでした。しっかりと朝食を食べていなかったことと、暑さ対策ができていなかったことが原因だと思います。体調管理も研修のいっかんだと痛感しました。しかし、その日の晩の交流会には万全な状態で臨めました。交流会では地元の島民の方々が、古くから伝わる躍りや歌でもてなして下さり、非常に盛り上がりました。特に男性の方々が交互に歌を歌い合う様子は鳥肌が立ちました。長年、隠岐という地域で暮らせてきた回想を私たちも感じ取ることができました。本当に皆さんあたたかく出向かえて下さり、心地のよい時間でした。3日目の漁業体験も初めてで新鮮でした。午前中のサザエの網漁は、ただの作業と思っていたが、やってみると意外に奥が深かったです。網をかんでしまったサザエは、無理にはがすのではなく、じっとぶらさげて待つことによって自分から離れていくなど、当事者にしかわからない知識も得られました。午後からのウニの加工も、ひとつひとつの工程にやり方が異なり、細かな作業や根気が必要でした。初めは中々話ができなかったおばあちゃんとも数時間一緒にいると何気なく話をすることができ、それが何よりもうれしかったです。ここでも、獲れたてのイシダイやウニをぜいたくに食べることができ、満足しました。中でも、獲ったばかりのサザエを海水で洗い、サシミで食べて時には、おいしさのあまり感動しました。ここでも、隠岐のあたたかさをとてもたんのうすることができました。4日目は、それぞれ分かれて隠岐の職業体験をしました。私は福祉の勉強をしていることもあり、福祉施設の見学へ行きました。どの地域でも直面している課題は同じで、やはり高齢化や担い手の不足が隠岐でも問題となっていました。施設の中で私が1番感激したことは、農作業を行っている利用者さん達です。それぞれ、どこか障がいをもってはいますが、そんなことは関係なく、各々が汗を流しながら笑顔で野菜の収穫をしていました。健常者も障がい者も引き込もりも関係なく、このような取り組みが今後の日本には必要なんだと感じました。ものの最新はないが、暮らしの最先端は、隠岐のような住民同士の共助ができている地域なんだと感じました。いい話が聞けました。また、この日の午後は、空き家の見学ということで様々な物件を見せて頂きました。どの家も趣きがあり、魅了的でした。家を見ていると本当にここに住みたいと思う気持ちが湧きました。最終日には黒曜石の加工体験をしました。おみやげにならんでいるようなものを自分の手で作るということは、何か新鮮で楽しかったです。私は、けづりすぎて、当初の大きさよりもかなり小さくなってしまいましたが、それも個性ということで満足しました。指導された方も、わかりやすい説明で簡単に作る音ができました。隠岐の島での5日間は本当に勉強になり楽しかったです。数多くのその道のプロがいて、この技術を失うのはあまりにもったいない気持ちになりました。技術は学べなくとも、こんな人がいたという、語りべ役としてでも力になりたいと思いました。隠岐での生活が、人のあたたかさが恋しく、すぐにでも帰りたい思いです。少しでも役に立てることを見つけて、また隠岐の島に帰ろうと思います。ありがとうございました。

インターンシップの報告
30代男性 Dさん



1日目は畜産体験からとなった。一日遅れで入島したため途中からの参加となったが、隠岐では古来より放牧が盛んで、急峻な地形のため田畑の適地が少なく傾斜面における放牧と畑作を繰り返す牧農が盛んであったが現在では農業を行うのは効率的ではないため放牧のみが行われている。
今回見学した牧場も放牧による和牛繁殖を行っている牧場である。島後において放牧はあまり盛んではなかったが、最近では推奨する流れになっており増頭を見込んで規模拡大が行われており、町営の放牧地も整備されつつある。
見学した放牧場は岬の傾斜地で、町営の6haの土地に7頭の繁殖牛が放牧されていた。4日に一度牛の健康チェックと濃厚飼料の給餌が行われる。
隠岐では繁殖、育成までが主であり、肥育は島外で行われる。これは島内に屠殺場がないため島内で解体が出来ず成牛を生きたまま本土に運ぶ必要になる。そのため輸送費が大きくかかるため効率的ではない。また肥育のための飼料運搬のコストも大きく肥育が向かない場所である。一方繁殖ならば母牛は草メインでも飼育が可能で放牧のために足腰も丈夫になる。その上放牧主体ならば経費がかなり小さくすることができるためコストの少ない牛の飼育が可能である。この様に隠岐では繁殖主体の放牧畜産が行われており、この牛たちは隠岐牛としても高い評価を受けている。放牧が趣味ではなく収益ベースにのる立派な産業として行われている。

2日目は漁業体験である。
漁業は隠岐の主要産業であり海産物に恵まれている。この日はサザエの網外し、岩牡蠣の殻剥き、ウニの中身取り出しを行った。
サザエは隠岐では大量に存在するためよく利用されているようである。海底に生息しており、そこに網を敷いておくとサザエがそこを移動するときに網に絡まってしまい動けなくなってしまう。そこを捕獲するのが、この漁の仕組みである。
サザエは網に絡まっているのでこの取り外しに時間がかかる。この日は36キロくらいの漁獲量があった。
岩牡蠣は最近養殖技術が確立され多く養殖されている。これを加工するために殻剥きが必要であるが、これは手作業にて行われている。こちらも技術が必要な分野であり、技術の有無でそのスピードとしっかりと殻から剥けているかという品質に大きく影響を与えている。
殻を向くための刃物とペンチがありこれを使って貝柱を切ると殻からはがす事ができる。
ウニの中身取り出しも手作業である。ウニの種類によっても多少異なるが金槌とノミ、スプーンで行われ、取り除いた中身を海水に浸け洗いビンに詰めて製品とする。一匹当たりの量が少ないため、まとまった量を得るには非常に手間がかかる。ウニは高いと思っていたが手間を考えると安いとも思えるようにもなった。

3日目は隠岐ジオパークの活動を体験した。
本土の企業が島での様々な体験をする活動を企画し、隠岐にてその特徴を生かしたアクティビティが企画されていた。今回の内容は筏づくり、カヤック、釣り、隠岐の自然環境学習といった内容で普段はあまり体験できないような事を行った。
私たちは裏でテントを立てたり、飲み物の準備がメインであった。時間が短かく責任問題もあるため子供とたちと直接かかわることは多くなかったが、どのように行われているのかを見ることができた。

4日最終日は黒曜石の加工を体験した。隠岐は火山島であり黒曜石が産出される。黒曜石は石器時代には石器の材料として重宝されており、隠岐産の黒曜石は中国地方を中心に各地で使用されていた事が確認されている。現在では自然保護の観点から採掘加工は一人のみに許されており、許可はされていても大規模なものは禁止されている。おかげで資源としては使い切れないほどの埋蔵量があり今後も石器時代の体験は可能なようだ。

このように隠岐独特の様々な体験を行う事が出来た。この経験は貴重であり、今後も様々な場面で生きてくる事があるだろう。

第2期おむすビーズインターンシップ 研修報告
40代女性 Eさん



初めての隠岐の島でした。隠岐というところがどんな島で、生き方は?というレベルでしたが、7年前「隠岐の島はいい所だよ。」という記憶が甦りました。そして、研修内容を確認して資料請求後、すぐにご連絡を頂きました。
研修は、予想していた通り濃高です。研修生が8名でしたが、スタッフの方のフォローとサポートがあり5日間の内容は充実して非常に良いものとなりました。島の住人の方々との信頼関係、初対面同士の研修生や島に移住してきた方々とのつながりがとてもスムーズなことに感動しました。あまりに自然すぎて、出会う人すべての人が初めて会った感じがしませんでした。研修生の仲間とも会話をしながら、もしかして前にどこかでお会いした事がありませんか?と何度か心の中で振り返りましたが、私は東北、行動範囲は関東まで、たまに気が向いたときに関西や南方、離島へ行くので会うはずがないのです。ですが、不思議です。やはり、出会う人みんなあったことがある、会っていたような感覚になります。隠岐マジックと思いながら研修を進めて行くことになりました。
田舎の暮らしとは、自然の中で自然とともに自然に逆らわず自然に感謝して、昔からの伝統や文化、歴史を大事に守りながら生活することと思います。隠岐の島はその通りの島でした。家号から始まりますが、しゃん山は家から少し離れたところに土地があり野菜を育てています。野菜は買わないという、食べて生きていくための農作物は自分の畑で種をまき収穫する当たり前のごく自然な生き方のスタイルは私にはとても魅力的でした。今回見学させて頂き、隠岐の島の土地にはどんな農作物が合うのだろうか。冬の気候はどうだろうか。島の野生の動物のトップは野ウサギと聞き、獣害は少ないだろうから心配はないだろう。見学した空き家の庭や浦山、移動中に果樹を見つけては無農薬、自然栽培が可能だな。ハーブやスパイスを育てるガーデンは出来るかな。水も酒もおいしいからこうじと大豆で味曽造りもできるかな。などと、イメージはふくらむばかりでした。そこに畜産(牛)の見学と実習が加わり、動物の愛らしさがプラスされます。動物と生きるということは、私にとってはあこがれの1つでもあります。昔私達は馬や牛と一緒にいることは普通だったのではないかと思います。やさしい気持ちになれますし、セラピー効果もあったのではないかと思います。日本でも海外でも野生の動物を紙のように大切に守っている場所に行くととてもいいところだなあと感じます。いい地域にはますます鳥や小動物が集ってきてにぎやかになります。大自然のバランスを崩さないように隠岐の島では牛の放牧もしています。なんと理想的でしょう。放牧の景色もいい絵になりますが、遠くにいた牛さんが呼ばれたと認識して近づいてくる様子には思わず拍手でした。是非、のこしてほしいのこしていきたいと思う生きている光景でした。牛にとっても、牛舎の中でつながれているより広々としたところで本能のまま群れをなし牛の世界がある方がストレスは少ないだろうと思います。牛舎の牛の排泄物は作物の肥料になり、育ったイネ類は発行させて飼料になるという循環は安全で安心感を与えられました。さらに、貴重な祭事を見学させて頂けるということには感動ときっと隠岐の島にひきよせられたことでしょう。この島には見る限りあらゆる所に神様がいました。神社の多さでは島根県は日本一ではないかと思うくらい印象的でした。儀式には、他の神社の宮司さんが参列したり、隣の神社の御神輿が通る様子や服装やてんぐの姿には島独特の祭りの歴史や信仰の強さが受け継がれていると思いました。実際、住んで生活して見ると知らない風習や行事がたくさん発見できて奥深く知ることができるのかなあと楽しくなってきます。聖なる島、隠岐の島です。この他にも、さざえ網漁やうに加工の実習、歌や踊りの交流会、ジオパークでの子供体験学習の手伝い、空き家見学、黒曜石加工体験、ビーチクリーン、合間には滝の観光や海の幸と山の幸の夕飯作りと私の好きなことがギュッと詰め込まれた隠岐の4泊5日となりました。
島に移住し定着している方、これからの準備中の方、すでにコミュニティの場を作っている方と実際に会って話す機会を頂き、とても勉強になりました。今度はゆっくり話したいです。ネットワークを通じて得意分野でそれぞれが楽しみながらつくりシェアしながらつながっていけたら幸せです。研修期間中、受け入れて下さった皆さんは私の倍くらいの年齢という人生の大先輩でしたが、若々しく生き生きと元気で温かい方ばかりでした。最後に、この研修で学びと環境を整えて頂き心より感謝と報告をさせて頂きます。

おむすビーズインターンシップ 研修報告
40代女性 Fさん



下関出張明けの7月25日午後、他のメンバーよりも一日遅れて隠岐の島のインターンシップに参加しました。
漁港にて、うにの殻割り、身の取り出し、洗浄の加工体験とさざえ漁の網引き体験をさせていただけました。当日はあいにくの雨でしたが、海の美しさは見事です。青と緑が混ざりあう澄んだ海の中に、たくさんの魚たちが泳いでる姿を確認することができました。
うに加工の過程の中で、島民のみなさんの日々の暮らしを垣間見ることができます。ご老人も子供も島一丸で元気よく働いています。自然と一体化して暮らす島民は、老若男女みなおおらかです。とても繊細で緻密な作業工程を経て加工され販売されているものをわたしたちは日々購入してるのだなと、知ることができたのも、とても貴重な経験です。研修後、獲れたてのさざえやうに、石鯛を、漁港のみなさんが無料でふるまってくれました。わたしたちが一方的にお世話になっているにもかかわらず、そのような気遣いまでしていただいて、いま思い出すと、感謝の気持ちとか挨拶とか、もう少し上手なコミュニケーションのはかり方があったな。。。とこの点においては反省しきりです。
その日の夜、メンバーのみなさんと交流会が行われ、あらゆる県あらゆる職業、あらゆる年齢のひとたちのさまざまな価値観に触れることができました。雨が降ったあとの空気が澄んだ隠岐の島の夜空は、人生でいままで一度もみたことがないほどの満天の星空でした。隠岐の島住民の村上さんにとっても、ここまできれいな夜空はそうそう見れるものではないとのことで、とてもタイミングの良い時に隠岐の島を訪れることができたのだなと、とてもうれしく思いました。満天の星空に乳白色の天の川が流れているのが、肉眼ではっきりと見えました。これまた人生ではじめてみる天の川でした。驚きと感動が押し寄せて、人生においても、とても忘れ得ない日となった初日です

研修2日目の早朝、水祖神社の奉納祭を見学させていただきました。海の幸山の幸の豊潤な恵みの恩恵のもと暮らす隠岐の島のみなさんは、神を敬い祀ることが、生活に根ざしているのをまざまざと感じます。行事のひとつひとつがとても神聖なときであり、その凛として張り詰めた空気には、鳥肌がたつような美しい緊張感がありました。
9時過ぎから、8人のメンバーは、おのおの目的研修地へと向かいます。わたしと大学生の門脇くんふたりは、社会福祉法人博愛「仁万の里」を訪問させていただきました。施設長の早川さんからは、福祉社会の相当に貴重なお話を、現場の目線からたくさんうかがうことができたのです。
仁万の里には、4つの運営理念があります。「人間として豊かな生活の実現をめざす里づくり」「労働と生活と医療を統一的にとらえた里づくり」「障がいの重い人を大事にし、一人ひとりの願いに応じた里づくり」「地域に根ざし、地域に開かれた里づくり」
障がいのある方たちが、ひとりの人間として必要な権利が保障され、人としてのあたりまえな生活をしていくことを大切に考える。本来持っている働きたいという願いももちろん叶えてあげたい。創造的で意欲的な活動は人間の成長や発達を促す重要な要素だから、そのために施設は、ひとりひとりの個性や実態に即した労働条件を整備して、社会的自立の手伝いをする。そしてそれらの働く術や意欲をもとに障害者たちは地域とのつながり、自分の人生というものをみずからの力で確立していく。
わたくしごとでは、9月に長崎に帰郷し、店舗を出店することが確定しております。その傍ら、福祉支援の活動として、讃岐うどんの麺づくりを知的障害の生徒さんたちに指導していくことも決まっている中、 福祉社会への早川さんの情熱や厳しい視線、そして温かい心など、根底の目線として教えられることばかり、気づきだらけの仁万の里の訪問となりました。青空と明るい陽射しの中、施設で暮らすみなさんが野菜作りをしていました。採れたての美味しい野菜を収穫しています。みなさん笑顔でとても幸せそうでした。

研修3日目、黒曜石の加工と海のゴミ拾いの体験をさせていただきました。黒曜石手作業でを削る過程は無心に帰れます。体を動かし手を動かすのは、なんとも気持ちよい作業です。灼熱の太陽のもとのゴミ拾いにおいては、海を汚すのはいったいだれか。。。という実態をまざまざと見せつけられて、自分もふくめた「人間」の在り様をも見せつけられた瞬間でした。けっして他人だけを非難できる立場ではありません。必ず、私自身も、このようなぶしつけなことを何かの折にしてしまってることでしょう。忙しい毎日では、海が汚されている…なんてことを、わざわざ考えることもありませんから、このように敢えて、目の前に突き付けられる体験は大事です。少なくとも、わたし自身は、海にごみを捨てる行為をすることは一生ないでしょう。なぜなら目の前で見てしまったからです。いえ、もちろん今までも海にごみが散乱しているさまは横目に見てきました。ですが掃除をしたことはありませんでした。実際にゴミ拾いをしたからこそ、もう何があっても捨てることはできないなと身に染みたのだと思います。実際にかかわり体験するって、意識と行動を具体的にしますね。長崎でも海のゴミ拾い活動、続けたいと思います。

この日午後、ほとんどのメンバーが隠岐の島を離れることになりました。村上さんと天野さんの提案で、フェリー乗り場でメンバーのお見送りをしました。このとき沸いた気持ちは、研修が終わりだいぶ時がたった今でも、わたしの中で消えない大事な記憶として残っています。
都心で忙しく仕事をしていると、人間関係が煩わしく感じたり、ちょっとしたことがめんどくさく感じることも多いのです。どこか冷めて、割り切る感情も持たないとやっていけない部分もあります。そんな一部分冷えてるわたしの心を、かなり熱くしてくれたのが、フェリー乗り場のお見送りでした。ただ見送る、これだけのことのためにたくさんの労力を割く天野さんと村上さん。すごいなあ・・・とはじめは呆気に取られていたのですが・・・。だんだんと熱い情のようなものがわたしの心に湧きあがり、感動になり、生まれた感動に涙してしまいました。
つべこべ考えず、ひとはこのように丁寧に生きていけばいいのだな、と教えられたことがたくさんのインターンシップの体験の中で実はいちばんの気づきとなっております。「感動」は、ひとを変える力がありますね。44才でそのことに再度気づかせてくれたことに感謝の気持ちしきりです。

満足度100%のインターンシップ経験でしたが、個人的には反省点ばかりです。いちばんの反省点は、はじめに天野さんからも教えていただいてたにも関わらず、どこかお客様気分が残っていた自分の態度や心構えだと思います。どうふるまっていいかわからない場面や、どのようにしていいかわからない局面もありましたが、指示待ちではいけないな・・・と、かなり反省しました。無償でここまでしていただいてるのにと、インターンシップの帰り道、暗い気持ちになりました。このあたりは人間、大人としての今後自身の課題です。
日常では気づき得ない、さまざまな側面を教えてくださった今回のインターンシップには、多大な感謝をしております。この気持ちを永続的に保てるかどうかは自分次第ですが、けっしてこの経験を無駄にしないと心に決めて、明日から未来を考えていきます。

以上、研修報告です。

第2期おむすビーズ インターンシップ 研修報告
40代男性 Gさん



私は「働く人を幸せにする」心理カウンセラーとして活動しています。そして自然が大好きです。今は都市部に住んでいますが自然に親しむ中で、美しさに感動したり、癒されたり、視野が広がったり、気付きを得たり、自由を感じたり、いろんな恩恵を受けてきました。私だけでなく都市部で働く人も自然と接する事でもっと幸せになれるし、豊かな気持ちなれる。人生を楽しむ大人が増えれば世の中もっと良くなるのでは?と考えています。その考えを深めたく、実際に自然に親しんで暮らしている人たちのリアルな生活や思いを感じたいと思い、今回のインターンシップに参加しました。

初めて降り立った隠岐の島でハルさんに明るくフレンドリーにお出迎えいただきインターンシップが始まりました。水軍さんとハルさんとながっちの気さくな関係がそのまま参加者に伝染して全体の雰囲気になったと思います。

町役場の黒川さん、山根さんたちのお話を伺って飾らないお人柄にホッとしたのと同時に、3年間の移住支援はとても魅力的だと感じました。今、すぐにでも自然の中で何かやってみたい人はかなりいると思います。隠岐の島とこの制度を知らないだけなので東京で宣伝できたら大きな反響があると思います。

KUSUBURU HOUSEの岩井さん、柴田さん、好きな事をやっていて清々しいなと思いました。「燻る」はメンタルにも掛けているとお聞きして、私の専門分野にも通じるものがあるなと思いました。佃屋の古川さんはしっかりした素敵な方だなと思いました。こういう拠点があると都市部との交流が盛んになりそうなので是非楽しく頑張ってもらいたいと思いました。

石見屋さんの農園を見て害獣対策のいらないことを知りました。自給自足的な生活を望む人にはとてもありがたい事だと思います。

西仲屋さん、上堂さんの牛舎を見せてもらい(初めて牛舎に入りました)気遣いやご苦労、情熱を教えていただきました。一方で放牧しているところではのびのびとしており、観光客も喜んでいたのが印象的でした。

歌の先生、踊りの先生を交えての交流会では、歌と踊りが隠岐の島の人たちの楽しみとして根付いていることを実感できました。水軍さんも踊れるし、上堂さんも歌が上手いのには驚きました。カラオケとか無くてもこうしてみんなで楽しめるって素敵だと思います。

面屋さんのサザエの網外し、コツを掴み黙々と作業しました。大勢でやれば楽しいけど、一人でやるのは大変だなと思いました。それにしても沢山取れることに感激。面屋さんの楽しんでいる感じが素敵でした。

都度地区のウニの加工は繊細で難しかったです。この手間があっての美味しいウニ、今後一層ありがたくいただきます。親・子・孫、一家で仕事をしているところを垣間見ることができました。仕事終わりにみんなで食べたウニ味噌、(移住者の佐藤さんが作ってくれた)、焼き魚、サザエ、絶品でした。近所で集まって子供たちも交えて、みんな笑顔。楽しんでいました。やっぱり子供と女性がいると場が明るくなるなと思いました。

まちのお祭りでは巫女さんの舞の綺麗さが印象に残りました。役所の方に聞くと祭事を維持するのは結構負担が大きくて大変とのことでした。それでも脈々と受け継がれているのは、やっぱり楽しみだったのだと思いす。私には巫女さんの舞はAKBに見えました。

海洋センターでは島根の小学生の自然体験実習の仕事をお手伝いさせていただきました。繁忙期に少ないスタッフでやりくりする大変さ、それを補う横のつながりがあることを知りました。横のつながりで協力が自然にできていて、その中で仕事をこなしながら交流を楽しむ。そんな関係っていいなと思いました。

空き家見学では広々とした住環境に憧れました。個人的には庭が広いのがいいなと思いました。ナカさんのお宅は風通しがよくて涼しくて造りも立派。完成したカフェを見てみたいと思いました。奈良から一人で来られてカフェを作るというたくましさに勇気もらいました。そしてそれが可能なバックアップ体制があることに暖かい気持ちになりました。空き家を案内してくださった山根さんの気さくで飾らない説明は分かりやすかったです。思えば隠岐の島で私が接した方は、みなさん気さくで飾らない方ばかりでした。

八幡さんの黒曜石の加工は夢中になってしまいました。黒曜石やビンに貝を埋め込んだ作品の美しさもさることながら、そこに込めるメッセージに共感しました。また、黒曜石が人類に果たしてきた役割、隠岐の島にとっての意味など古代のロマンを感じました。

海洋センターで漂着ゴミの掃除をした時にも八幡さんに世界の漂着ゴミ事情をお聞きして視野が広がりました。ローカルの活動、国際的な活動についてもっと知りたくなりました。

いろんな現場で働く方々にお会いしましたが、皆さん気さくで飾らない人ばかりでした。組織的な生産性向上やお金儲けより、各々が横の関係で交流を楽しみながら本音で関わるっている、支配されない自由な雰囲気を感じました。私にとってはそれがとっても魅力的でした。これからもそうあって欲しいと勝手に思っています。

刺身や焼き魚やサザエやウニ、今まで食べた中で一番美味しかったです。採れたて新鮮は違いますね。最高に贅沢だったと思います。そして宿泊させていただいた村上さんのご一家には本当にお世話になりました。正義さん、けいこさん、水軍さん、夕飯は本当に楽しい時間でした。和気あいあい、美味しいもの食べて、酒飲んで、海に行ったり、語ったり、遅くまですみませんでした、でも一生の思い出です。受け入れてくれて、楽しませてくれて、本当にありがとうございました。

インターンシップを終えてからテレビなどで日本地図を見た時にパッと隠岐の島がわかるようになりました。関東や東海地方では隠岐の島の魅力知らない人がほとんどなので、これから周りの人に伝えていきたいと思います。

ハルさん、ながっち、準備大変だったと思いますが、おかげで素晴らしい体験ができました。お二人の仕事ぶり自体からも勇気をもらいました。感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

隠岐の島インターンシップを終えて
50代女性 Hさん



今回のインターンシップの目的は、隠岐の島で獲れる農産物/海産物で美容と健康に役立つ素材を見つけることでした。
事前に調べてみると、海藻類、薬草、黒曜石が豊富ということで、他にも隠れた素材が発見できるのではないかと期待していました。
初日は予定が入っていたため、二日目からの参加になりましたが、様々な経験をさせていただき、隠岐の島の魅力を存分に見せていただきました。
初日の農業の研修に参加できなかったのが、とても残念です。
余分なもののない美しく整った風景は、すごい価値を持つものだと感じました。島の方々の飾りすぎない生活が反映されているようで
非常に印象的でした。

島には日本全国の植物が存在するという不思議な植物分布を持ち、薬草も豊富にあるとうかがい、
昔から伝わる薬草の使い方が残っていれば、記録しておくことで貴重な資料になり、今後の参考になる可能性が高いと感じました。
昔からの知恵が途絶えないよう、守っていくことが重要だと感じました。
そこから何かヒントを得て、新しい価値に変えることが可能になるかもしれません。)
薬草湯などの活用法があれば探ってみたいと思います。

フクギ(クロモジ)、ヤブツバキ、スベリヒユ、ハマナス、アカモク、アカメガシワ、など魅力的な素材をみつけましたが、
まだ本格的に商品化はされていないようでした。
かつて養蜂をされていた方がいらっしゃり、みつろうクリームをつくられていたとうかがいました。
フクギ石けんと酒粕石けんもありましたが、島の特産という打ち出しはされていないようでした。
藻塩も打ち出し方によっては、おもしろい素材なのではないかと考えています。)

島には豊富に素材があるので、どれかひとつに絞るということが難しいのかもしれません。
特徴的なものが見つかれば、それを特産として活かすことができそうです。

隠岐の島は、長寿の島で有名だとのこと、その秘密は、自然と社会とのつながりや環境によるものが大きい
食生活は、たんぱく質の摂取率が高いこと
米類と動物性たんぱく質の多い魚介類を豊富に取っていること
豆、海藻、乳製品も比較的多く摂っていること
だという調査結果がでているので、
島の方々の食生活、人とのつながりに長寿の秘密が隠れていそうです。

島の女性はしっかりされている方が多く、問題に積極的に取り組む意志が感じられました。
このような貴重なパワーを活かして、もっと島の魅力を見せていく方法を
考えていくと、いっそう活気がでてくるのではと感じました。
島の人たちが何よりの魅力になるのではないでしょうか。

帰阪して、今回の研修の詳細を知人に話したところ、
10月の研修に参加してみたいとの反応がありました。
現在、都会でのこの暮らしのままでいいのだろうか、という疑問や不安が
どんな人にも少なからずあるのではないかと思います。
そんな気持ちに何らかの方向性を見つける手段として、この研修プログラムは有用なはずです。

海岸の掃除だけでも、学ぶことが多いと思うので、
普通の観光ではない、学びの場があるということをもっと広く知っていただけたらいいのにと思います。

インバウンドでも共通することですが、これからは何を体験するかが
大切な要素になり、昔ながらの日本人の暮らしを体験するということに
価値を見出す人が増えてくるはずです。
この貴重な魅力をもっと発信できたら、お金以外に価値を見出している人に
島の価値が伝わるのではないでしょうか。

特に島に暮らす方々との交流は、忘れがたく、貴重な経験になりました。
可能であれば再度訪問し、詳しいお話しをお聞きできる機会を楽しみにしています。
スタッフ、受け入れ先の方々のお心遣いが心に滲みました。
今回の研修で得たご縁を大切にして、また訪問させていただきます。
どうもありがとうございました。

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