畑澤 菜穂さん

居住地:土佐町
年齢:24歳
家族構成:ひとり暮らし
以前の仕事:大学生(農学部卒業)
現在の仕事:はるひ畑勤務


豊かな自然と人の出会いに移住を決意。


農作業の合間にやってきた彼女はカラフルな長靴を履き、はち切れんばかりの笑顔でやってきた。大阪にある大学の農学部で学び、現在は高知県大豊町にある「はるひ畑」で働く畑澤菜穂さんだ。彼女が移住したのは約1年前。現在はトマトの苗の移植や管理、スナップエンドウなどの農作物の収穫などを担当し、ほかにもハウスの管理などを任されている。
「去年はすべてが初めての経験で、言われたことをこなすので精一杯でしたが、今年は自主的にできることが増えました」
大学3年の時に「農業がしたい!」と思った畑澤さんは、1年間さまざまな地域で農業インターンシップや体験農業に参加し、自分に合う地域を探したという。

「ここに来たのは、2年前のおむすビーズでのインターンが初めてでした。実は当時、高知に移住したい気持ちはあまり強くなかったんです。でもその後、インターンで知り合った「はるひ畑」の杉本さんが夏のトマト収穫のバイトに誘ってくださり、2カ月ほど滞在しました。その時に環境の素晴らしさを改めて感じ、「はるひ畑」で働けることも決まったので移住を決めました」


夏の忙しい時期は朝5時に起きることもあるそうだが、毎日が充実しているという。
「植物が相手ですから自分の都合や思い通りにいかないのはホント大変(笑)。でも、やりたかった農業ができる充実感と自然がいっぱいの環境だから、とてもやりがいがあって楽しい毎日を送れています」
彼女とほぼ同時に高知に移住した菊地真衣さんに彼女の印象を聞くと「いつもニコニコしてますよ~」という第一声が帰ってきた。
「休みの日には一緒に高知市内に遊びに行ったり、彼女の家に泊めてもらったりしますが、とっても朗らかで、しかもお菓子を作る才能も持っていて、すごいなぁと思います」


大豊町は田舎だけど、意外に若い人が多いんです。


大学時代の友達が高知に遊びに来てくれた時。「自然がいっぱいで海も山もキレイやね!」と言ってくれました。

移住して一番の驚きはご近所同士の距離の近さ。お裾分けでたくさんの野菜をいただいたり、お花見やBBQの季節は、よく飲み会やイベントが開催される。
「近所のお母さんが気軽に「夜ごはん食べにおいで」と言ってくれるんです。野菜をお裾分けすると、それ以上の量の野菜をお返しにいただいたり(笑)。あと、大豊町の青年団に所属しているので、同世代の青年団の仲間と集まって飲むことも多いですね。都会から離れた地域だから若い人が少ないと思われがちですが、移住者には結構若い人が多いので、決して若者が少ないという印象はないかなぁ」

そんな彼女が高知に来て一番苦手なもの……それは車の運転。「はるひ畑」にたどり着くには、運転に慣れた人でも驚くくらい細くて急な坂道を通らなくてはならない。愛車は軽自動車だが、最初は細い道で対向車とすれ違うのすら怖かったそうだ。
「大学3年の時に「農業をやりたいならMT免許が必要」と言われ、かなり苦労してMT免許を取りました。大阪ではほとんど運転しませんでしたが、高知では通勤も仕事も遊びも車がないと何もできません。必要に迫られて乗り始めました(笑)。でも先日、家族が高知に遊びに来てくれた時に、父が「運転うまくなったな」と言ってくれたので、毎日乗っていれば誰でも上手になるもんだな、と。でも、バックは今も苦手です(笑)」


思い立ったら行動する行動力こそ、移住に一番必要なもの。


お世話になっているはるひ畑の菊地さん(左)、杉本さん(中央)と、収穫したスナップエンドウを手ににっこり。

作業していると鳥の鳴き声が聞こえてきたり、どこに行っても自然に囲まれている高知が大好きだと語る畑澤さん。休日の過ごし方は、大阪に住んでいた頃とあまり変わっていないそうだ。
「読書が好きなので図書館によく行きます。車で1時間ほどで高知市内に出られるので、洋服などのショッピングは高知市内で。あと、菊地さんとお互いの家に遊びに行ったり泊まりに行くことも多いですね」

高知で充実した田舎暮らしをする畑澤さんだが、移住前から彼女を知る「はるひ畑」の農園主・杉本和也さんに、彼女の成長ぶりを聞いた。
「最初は右も左も分からないので仕事も受け身でしたが、最近は自分で考えて行動するようになってきました。確実に成長してくれていますが、これからはもっと成長してもらわないと(笑)」

農業が好きなのは、やりがいや達成感が大きいからだという。
「自分が作った作物が立派に育って、誰かに食べられるってすごいことだと思うので。趣味で干し芋を作っているのですが、もっと美味しい干し芋を作るために苦労を重ねた結果、より美味しい干し芋が完成する……農業って大変だけどこの達成感が楽しいんですよ」
最後に、農業と田舎暮らしを楽しむ畑澤さんに、これから移住を考える人へのメッセージをお願いした。

「移住先も移住後の生活も、考えているだけでは何も前に進みません。まず行ってみる、やってみることが大事だと思います。行ってみれば良い点も悪い点も見えてくるし、やってみれば合うか合わないかがすぐに分かります。迷ったら行動することが一番大事だと思います」


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