前田和貴さん

居住地:土佐町
年齢:41歳
家族構成:妻、子ども2人
以前の仕事:会社員
現在の仕事:地域おこし協力隊スタッフ


土佐町での生活で、生きること、暮らすことが更に楽しくなった。


生き生きとした声で土佐町の魅力を語る、前田和貴さんは、妻、現在7歳と2歳になる娘と息子の家族4人で「地域おこし協力隊」として仕事をしながら、高知県土佐町で暮らしている。
 
地域おこし協力隊の仕事の中では、土佐町の魅力を発信したり、土佐町を通じて生まれる「繋がり」を追求したり、ときには地域の人と味噌作りをすることもあるという。


子育てへの想いで移住した高知市。


高校卒業後、4年間アメリカで過ごし、東京で4年。京都で7年間、暮らしていたという。
 
「京都で暮らしていたときは、大阪でエンジニアの仕事をしていました。都会はお仕事がたくさんあるけれど、残業とかで忙しいんですよね。早く帰宅しても19時を過ぎちゃいますし。高知だったら、もっと自分のペースでお仕事ができるかなって思いましたし、私自身、元々高知県出身で、旧春野町という山が近い町で育ったので、子供も自分が生まれ育った環境で、自然に触れながら、おいしい食べ物を食べて育って欲しいって気持ちがありました。京都ももちろん、おいしい食べ物が多いんですけどね。高知市へ移住する当時は下の子はまだ生まれていなくて、上の子も4歳~5歳くらいだったので、移住するならこのタイミングかなって思ったんです。」
 
都会での子育てや働き方に対する様々な思いから、
「ごちゃごちゃ考える前に移住しちゃえって思ったんですよ。」
 
こうして、前田さんは自身の地元である高知市へ移り住み、会社員として働いていた。高知の実家へ家族と帰省することも多かったため、高知市への移住自体に家族も抵抗はなかったようだ。


Uターンした高知市での生活で、はじめて知った「嶺北地域」。


「それで、高知市に移住してみたものの、都会の方に住んでいたし会社勤めだったので、今までの生活とあまり変わらないんじゃ?って思ったんですよね。」
 
子育て、働き方への想いから、Uターンした前田さんだが、疑問が生まれた。そんなとき、父親が行ってみれば?と教えてくれた、本山町の汗見川を訪れ、流れる清流の美しさに感銘を受けたという。
 
高知県出身だった前田さんだが、このとき、はじめて嶺北地域(大豊町、土佐町、本山町、 大川村)に足を踏み入れ、土佐町と出会い「土佐町で暮らしたい!子育てをしたい!」という気持ちが芽生えたのだ。


発信したい気持ちで土佐町・地域おこし協力隊で働くことに。


「土佐町で暮らしたい!子育てしたい!けど、何の仕事をしよう?って思ったときに地域おこし協力隊のことを知りました。嶺北地域の素晴らしさや豊かさって、高知県出身の自分でさえ知らなかったですからね。なんか悔しくて。この知られていない魅力をどんどん発信したい!って思ったんです。」
 
こうして2015年4月、長男が産まれて間もない頃、土佐町での暮らしと、地域おこし協力隊としての仕事が始まった。
 
「土佐町は、不便だというイメージがありますが、小さな商店まで歩いていけますし、大きなスーパーへも車で15分。確かに京都や高知市に住んでいたときよりは、不便かもしれませんが、特に困ったことはありません。強いて言うなら、居酒屋へ飲みに行ったときの帰りの足に困るくらいです。(笑)」
 
足を踏み入れたことのなかった土佐町での暮らしに不便さは感じないと語る前田さんは、今までできなかった草刈りも上達したという。「地域の人との距離を縮めるコツは、とにかく自分が何者なのかっていう正体を明かすことじゃないかな?どこどこのなんとかさんと仲が良くて、町でこんなことやってる前田か~!みたいな。自分がどんな人物で、何をやっているのかわかると、受け入れてもらいやすいのかな?って思います。」
 
今では、地域の人に色々なことを頼まれる機会が増えた前田さんは、「できないことは、きちんと断ることも必要です。(笑)」と語る。


周りの中にあるもので暮らす、自然の豊かさや、人との繋がりに気づける土佐町での暮らし。


「都会なら、お金を出せば大抵のものは手に入るし、体験できるんです。コンビニやお店もたくさんあるんですけど、なければないであまり困らないというか…。(笑)都会と比べると確かに不便なこともあるかもしれませんが、土佐町では山や川、まわりにあるもののが、豊かさなんです。山菜の採り方とか、調理の仕方とか、薪を取りに行って、生活の中で使ったりとか。自然の豊かさと共存していく知恵を、地域の人から教えてもらえるので、自分にできることが増えていくし、人と繋がる時間も多いので、本当に豊かだなぁって思うんです。」
 
前田さんの、地域おこし協力隊としての活動期限は残り1年。「高校卒業後のアメリカでの生活、様々な地域での暮らし。そして土佐町で暮らしでも、人との繋がりって本当に大切で有り難いなって感じるんです。地域おこし協力隊としての活動が終わったら、ゲストハウスを運営しながら、土佐町の魅力を発信し続けられたらと考えています」。


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